IQはともかくとして、返品率がどれくらいだったら儲かるのかな、とか。 IQはともかくとして、返品率がどれくらいだったら儲かるのかな、とか。

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とりあえず、この辺。

1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/15(月) 05:22:55.53 ID:sFr45EH60
ある日、ロドニーが庭いじりをしていると、生真面目そうな訪問販売員が柵越しに話しかけてきた。
「新型の芝刈り機を買いませんか?」ロドニーは丁度、
芝刈り機を買い換えようと思っていたが、この手の訪問販売に即答するのは性急と判断し、
来週の水曜日に又来るように、と答えた。

約束の翌水曜日、先週と同じ訪問販売員は正午きっかりにやってきて、
前回にも増して熱心に芝刈り機の性能を説明した。
「もし、購入後4週間以内にご不満があれば購入金額の38ドルに10パーセントを上乗せして返金します。
また、購入後には180日間の無料修理と交換を致します」

ロドニーは販売員の熱心な説明とこの台詞が決めてとなり、購入を決めた。
早速購入した芝刈り機を使ってみると、ロドニーがこれまで使用していた旧式のそれとは
相当程度使い勝手が良く、しかも頑丈であることが分かった。
気を良くしたロドニーは、友人知人にもこの芝刈り機の購入を勧めようと、
同じものを数台持ってくるように訪問販売員に電話をした。
結局、ロドニーの勧めで彼の周りの数人が同じ販売員から同型の芝刈り機を購入し、
ロドニーは紹介の謝礼として販売員から1人に付き5%のマージンを貰らうことができた。

その後、ロドニーは急な転職で引っ越す事になった。引越し先の家の庭は、荒れ放題であった。
しかも、引越し業者の手違いで、芝刈り機は輸送中に破損してしまった。

無料交換期間内だったので、早速ロドニーはあの販売員の会社に電話をした。
すぐに販売会社は新しい芝刈り機を持ってロドニーの新居にやってきた。
交換品を持ってきた訪問販売員は前回の販売員とは違っていた。
その販売員は黒人で、腕に金色のブレスレットをはめて、やけに早口だった。
 

これと、“IQテスト”の関連の結果は、以下。

1960年 ワイオミング州立大学ブルーリッジ教授チームのIQテスト
即時に理解できた被験者: 平均IQ147
2度目の読み返しで理解できた被験者 平均IQ112
3度目の読み返しで理解できた被験者 平均IQ93
4度目以上の読み返しで理解できた被験者 平均IQ89
理解できなかった被験者 平均IQ82

米国以外の実施国:西独・英(1960) ギリシャ(1964)


1の人が、

 
 
俺には何がオチなのかわからなかった。
 
 
 

と言ってるけれども、おいらもよく分からなかった。


穿った見方をせずに素直に読めば、
これ自体はただのテキストで、この文章を被験者に読んでもらい、
どれくらいの回数で文章を理解できたかでグループ分けして、
それぞれのグループに対してIQテストを計測したところ、
グループ毎のIQの平均値に特徴が見られた…みたいな実験だと思うから、
このテキスト自体には深い意味はないと思うけど。
IQが頭の良さを表していることを証明するための実験でしょう。多分。
(多分、差別とかそういうのも関係ないかと。ただ数字の出てくる長文ってだけじゃない?)



まぁ、それはともかくとして、
レスの中で、

 
 
俺がヒント出してやんよ。つまり10%上乗せして返金するって時点で商売は成り立っていない。
 
 
 

って書いてる人がいたので、本当にそうか?と思って計算してみた。


『商売が成り立たない』と言ってる理由は、
返品が無数にやってくる、ということを前提に書いてるんだろうけど、
購入者は元々、芝刈り機が欲しくて購入したワケなので、
一般的には、満足すれば返品しない、とも考えられる。

ということは、商売が成り立つかどうか、でポイントとなってくるのは、
商品そのものの利益率と、商品の返品率。

計算が面倒なので、人件費他の経費を省き、
また修理などのアフターケアにかかる費用もとりあえず脇に置いて、
この商品だけで、利益率と返品率の関係を考えてみると。


例えば計算式は、以下。

Y … 商品価格 x … 利益率(仕入れ価格/販売価格)
z … 返品率

とすると、まず販売員へのマージンが5%なので、
商売が成り立つためには、

Y * (x - 0.05) > 0

であればよい。
次に、返品を考慮すると、

Y * (x - 0.05 - 1.1 * z) > 0

であれば、商売は成り立つ。
Y, x, zが常に正であることを意識しつつこれを整理すると、

z < (100x - 5) / 110

という計算式が成り立つ。


現実的には、利益率xには限度というものがあるので、
例えば範囲を、0.3≦x≦0.5としてみると、
zの範囲は、0.227≦z≦0.409となる。
(グラフはめんどいので省略)



つまり、利益率が30%…70円で仕入れたものを100円で売るような商売であっても、
返品率が22.7%を越えなければ、利益は出る。
(何度も書くけど、経費は別ね)



さて、一般的な電化製品の故障率はどれくらいか?

特に知識もないので、ググって最初に出た資料を見てみると、
こんなコメントが書かれている。

電化製品の故障率について - 教えて!goo

以下、抜粋。

製造年月を考慮に入れずに全体的な故障件数が年間で2.5%あります。
たとえば、設計寿命10年の機器が本当に10年で壊れるとしてその内の1割が、まだまだ使えるという事でメーカーに戻っていたとしたら、故障率は10%になります



もちろん、今回の文章のような、マージン上乗せの弁償ではないし、
比較的しっかり管理された製品の例だから、
そのまま当てはまるわけではないけれども、
現実社会の電化製品の故障率は、意外に小さいことが分かる。
(購入後4週間以内の故障だったらさらに少ないと思われる)


故障が非常に多いと言われているXBOX360の場合、
33%くらいあるんじゃないの?…と噂されているらしい。

元EB Games 従業員 Matthieu G氏によれば、「実際の数字は30%から33%」。また別の匿名Best Buyマネージャによれば「4分の1から三分の1程度」。
 

まぁこれはあくまで噂だし、大きめの数字じゃないかと思うけど、
いずれにせよ、現実的に考えると、22.7%は楽にクリアするくらいが、
一般的な電化製品の故障率のレベルかな、と思われる。



もうひとつ、商品の利益率についてはどうだろう。
30%とか、50%とか言ってるけど、世の中そんなに美味しいのか。

これまた、ググって最初に出た資料を参考にしてみると、こうなった。




























粗利益率
化粧品小売39.4%
書籍20.5%
スーパーマーケット23.2%
コンビニ23.6%
呉服(着物)43.7%
寝具(ふとん)41.9%
衣料品(婦人服)37.3%
34.2%
20.5%
食肉・食肉製品38.7%
鮮魚33.7%
野菜・果実32.7%
菓子・パンの製造小売60.7%
緑茶・コーヒー・紅茶41.5%
家具・インテリア用品36.3%
陶磁器・ガラス器38.5%
家電販売36.3%
医薬品31.4%
文房具28.2%
おもちゃ49.5%
楽器36.1%
カメラ45.2%
時計・貴金属42.3%
メガネ・コンタクト57.2%
花・植木45.8%
※粗利益率、販売費率は各業界黒字企業の平均値(出所:中小企業庁)
 


かなりばらつきはあるが、大体、20%~40%の間くらいか。
店舗での家電販売が36.3%であることを見ても、
まぁ今回の数字の導き方は問題ないかな、と思う。



以上のことを鑑みると、この商売、
十分成り立ってるんじゃないだろうか。

仮に安い人件費で作られた、利益率の高い商品だとしたら、
返品を折込んでも、数捌けば十分に利益が出ると思われ。



…なんてことを、考えてる俺は暇ですか。

そうですか。
うーむ。



一応。

文章中でも書いてますが、人件費などの経費、アフターケア、時間の概念、
修理→再販売、などを思い切り省いてるので、
この会社が成り立ってるかどうかについては、言及していません。てかできません。
単純に、このような形式の商売が成り立つ可能性があるか?についての、言及です。

てか、経済学なんかかじったこともないので、厳密に読むのは止めて (つД`)


追記 21:56

よく考えたら、zは返品率ではなくて、故障率ととらえるべきですな。

返品率と、故障して交換する率をそれぞれz'、z''としたとき、
返品率/交換率と、故障率の間には、

z ≧z' + z''

という図式が成り立つ。
仮に、故障した製品を捨てることを考慮しないとすれば、

z = z' + z''

となる。
で、交換時の利益を考えると、







交換数利益利益修正分
01 - (1 - x)
11 - 2(1 - x) = 2x - 1x - 1
21 - 3(1 - x) = 3x - 22x - 2
k1 - (k + 1)(1 - x)k(x - 1)

となり、仮に利益率xが0.7だったとすると、
返品よりもマイナスが大きくなる交換回数は3.67回、つまり4回ということになる。


 
 
間違えた!xは利益率だから、0.7とかありえねーじゃん。
xが0.3≦x≦0.5の時の、kの範囲は、1.57≦k≦2.20だから、
利益率30%だったら、2回交換されたら完全に足が出る、と。

まぁ…4週間以内に2回交換てのもあんまりない気がするけどね。
 
 
 



たぶん、現実的にはそんな客はいないので、
ざっくりと言えば、交換を考慮すると、全故障品を返品されるよりも利益が確保しやすくなり、
故障率がもう少し高くても、商売は成り立つと考えられる。


とか。



追記 23:00

返品時の上乗せを5%と誤読していたので、正しく10%に修正。


追記 2007/11/05 11:51

よく考えたら、故障しなくても返品する人、もいるのか。
不満があれば返品受け付けるわけだからね。

そう考えると、

z < z' + z''

という場合もあり得るのか…


…ま、いっか。

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