【読書】 谷川流 / 涼宮ハルヒの動揺 【読書】 谷川流 / 涼宮ハルヒの動揺

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涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)
谷川 流 いとう のいぢ

角川書店 2005-03-31
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おすすめ平均

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お前いつまでハルヒ言ってんだ、的ノリで第6弾。
なんかもうね、読んでるおかげで他の本が順調に貯まってってるわけですが、
なんか6冊目ともなると、ふつうの本のような気がしてきました。逆に。

おさらい。

憂鬱』『溜息』『退屈』『消失』『暴走』、『動揺』。
今回は、またまた短編集。
アニメ化されていた、『ライブアライブ』を含めた、全5編。




あとがきで作者も言ってますが、作品ごとに主人公というか照明当たってるキャラが違う感じ。

ミステリーのトリックの稚拙さ(『猫はどこへいった?』)は相変わらずだけど、
あのストーリーを読んでそこにつっこむのはちょっと興醒めぽ。
暴走の時も書いたけど、それはなんつーか、言いっこなしというか、
その辺の設定は、この本では添え物的な感じ?
(もしかしてこれがライトノベルの読み方なのかも)
それより、どれくらいキャラ立ってるかっていう方を追ってくほうが読んでて面白い。

まぁ、冷静に考えると(考えなくても)ちょっと、アレですけどね(笑)
半身浴しながら読みつつ、
ほー長門がそういうこというか、とか、思ってる俺、
それで良いのかとか、思ったり。


なにはともあれ、今作も勢いでビシッと読まされました。
確かに本線との繋ぎの部分をものすごく苦労してるんだろうなーと思いつつ、
個人的に感銘を受けたのは、次の台詞。

 
 
何言ってんの。せっかく宗教がチャンポンになってる国にいるんだから、全部の行事で遊ばないと損じゃない。(239P)
 
 
  ハルヒ

おおお、なにげにすげーこと言った。


確かに、宗教がまぜこぜになってる、厳密的な意味で言うと無宗教な日本てのは、
そういう側面からみると、奇異に映るというかはっきり言えば異常、
よく言って異端な国なんだと思うけど、
でもまぁ、多分あと100年たってもそんなのは変わりそうにないし、
少なくとも現時点で、僕個人はそれで良いと思ってる。

それなら、そのことについてあーだこーだ言っても仕方がないし、
そこにあるモノとして、それを認めてしまって、
そのすべてを味わう、遊ぶのが、もしかすると、日本人としての楽しみ方なのかもな、と。

もちろん、クリスマスにしても初詣にしても、
その裏にある宗教的な、深い概念をくまずに軽薄な、という指摘はあろうけれども、
楽しめるもんがあるんだったら、楽しんじゃおうぜ、っていうのは、
それはそれで健康的なんじゃないかな、とか。


大層、興味深い台詞でした。


そんな感じで、第6巻。
次は…『陰謀』、そして『憤慨』、か。
しばらくは良いかなーと思うけど、たぶんなんかの買い物のついでに、
Amazonのカートに放り込むことになろうかと思います。

まったくAmazon恐るべし。



そういえば。

このシリーズって基本的に、キョンによる一人称っていう体裁を取ることが多く。
その内容も、日常生活の中の、目に映るよしなしごとを、
回りくどく些末なところまで描写していくって言うスタイルなんだけど、
(ライトノベル的、とどっかで読んだけどこれしか知らないから何とも)
読んだ後しばらく頭の中で、自分の光景に対するナレーションが続いて困るw

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